別れ話的メモ。

大丈夫、

ごめんね

ありがとう

しょうがないよ

忙しい?

繰り返す言葉遊び。
あきらめながらつぶやくわがまま。
嘘じゃなかったけど、
本当でもなかった。
想像だったから、
現実じゃなかった。
お互い隠しあう、本音に意味はあったの?
作り出された感情も
嘘つきな言葉も
妄想じみた嬌声も
一人ですごす夜も
君より優先する用事も
あたしより優先されるべき生活も
互いに触れないようにした話も
もう、終わらせようか。
最後まで
相手のため、って嘘をついて
自分が傷つくのをこわがってる。
どれが本当か、なんて
見分けるのが面倒なくらい
嘘をついたね、二人とも。

大丈夫、(会いたい)

ごめんね(どうして?)

ありがとう(もうやめよう)

しょうがないよ(さみしい)

忙しい?(そばにいて)

繰り返す嘘つきな言葉。
不毛なわがまま、
隠し続けた本音。
いつまでも、私たちは他人のままだったね。
今までも他人でいられたなら
もう少し離れても大丈夫だよね。
今までもただ名前がついているだけだったから
それを剥がすことなんて簡単だよね。
もう終わりにしよう。
これ以上、嘘を重ねても
何も生まれない。
何も変わらない。

ねぇ、
別れようか、 。