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ゆるゆる百合小説です。
部誌原稿に加筆修正ー。
テーマ「ヒゲ」にそってるので全然絡んだりはしないけど、
一応注意です。
頭よくて一人考え込むタイプ。意外と世間体とか常識にとらわれてます。
外見は黒髪ショート時々メガネな優(ひろ)
と
楽天家で何も考えていないように見えるけど実はすごく考えてるよ。
見た目派手目いまどき女子時々男前風味春花(はるか)。
考えなかったわけじゃない。
目の前で笑っている彼女と私の。
どちらかが男だったら、なんて。
考えなかったわけじゃない、いいえ、今も考えてる。
私にとって彼女は、世間から見たら「親友」で。
本当のところ彼女は、世間の言葉で言ったら私の「恋人」
意外と人は自分の認識を疑わないから。
町中で手を繋いだって、教室で彼女にもたれかかっていても
なんら不審がられることはない。
(それどころか男女カップルよりも迷惑がられない)
二人とも「女の子」なのが幸いなのかもしれない。
同性だから世間から迫害される、なんて事態はまだ経験していない。
それでもまだ、考える。
私が男だったら、そうしたら。
意味なんてない「もし」
だけど考えずにはいられない仮定。
例えば私が男だったら。
私が男に生まれていても、きっと春花をすきになるだろう。
だって春花の肌は白くて綺麗だし、笑顔は名前どおり春のようで可愛いいし
女の子らしく髪を巻いてて、ピンクのリップだってすごく似合ってる。
制服のチェックのプリーツスカートだって似合ってるし、
遊びに行くときの私服もかわいらしい花柄とか、ふわふわしたスカートに華奢なパンプス。
春花は本当に女の子らしい。
だから、きっと。
私が男だったとしても、絶対春花を好きになる。
じゃぁ、春花が男だったら?
そんな事考えられもしないけど、もしそうだったら。
そうしたら、男っぽい男になるのかな・・・
それとも今の春花に似た、綺麗な男になるのかな・・・
あ。でもさ、男になるってことは、
「ねぇ、春花、あんたヒゲはえないの?」
「はァ?!はえるわけないじゃん、女なのに」
馬鹿なことを考えてる。
優の突然の不思議ちゃん発言に、あたしは即座に悟る。
優はまた馬鹿なことを考えている。
どっちかが男だったら、なんて。
そうだったら、「まとも」な組み合わせになるのに、なんて!
性別なんて好きになったら関係ない、なんて無責任な事
言えないし言わないし言うつもりもない。
だけど、
『あたしは優が好き。そのままの優が好き』
って、何度も何度も何度もっ、言ったのにな・・・
どっちかが男だったら。
そんな仮定に意味なんてない。
そんな事は優も分かってると思う。
だって優は聡いから。
学校の成績が、とかじゃなく、頭がいいから。
きっと分かってる。
分かってるけど何度も繰り返しちゃうんだ。
「まともじゃない」そんな関係。
「まともじゃない」こんな気持ちは。
だから優はまともにしたいんだ、きっと。
でも優、よく考えてよ。
どっちかが男になったら、そうしたら。
男になるのがあたしでもあんたでも。
制服のプリーツスカートは履けなくなるし
レディースデーに一緒に映画を見られない。
同じ時間の電車では通学できなくなるし
(優を女性専用車両以外に乗せる気はないもんね)
一人でケーキを食べに行きづらくなる。
買い物だって絶対男になったほうが飽きるに決まってる。
どっちも女の子の方が絶対楽しいよ、優。
優があたしのことを異様に「かわいくて女らしい」って見てるのは知ってるけど、
あたしは優のほうが可愛いと思うよ。
がんばって「女の子らしく」しようとする優はとてもかわいい。
だからあたしは二人とも女でよかったって思うよ。
ねぇ、優だって同じでしょ?
男だったら、なんてそんな意味のないこと考えるのはやめて、
週末どこにデート行くかとか考えたらいいのに。
あたしはそう思いながら、あたしの答えにまた悩み始めた優に問い返す。
「じゃぁさ、そーいう優はヒゲ生えたりするわけ?」
少し不審がった顔であたしのほうを見て、
「なにそれ。はえるわけないでしょ」
優は馬鹿にしたように笑って返す。
ほら、その笑顔が可愛いって思う気持ちに、
相手の性別も自分の性別だってカンケーない、って思わない?
異様に長くなった気がする・・・
そんな感じで春花×優×春花。
制服のスカートに執着があるのはまた別の話ー(書けるのか!?
目の前で笑っている彼女と私の。
どちらかが男だったら、なんて。
考えなかったわけじゃない、いいえ、今も考えてる。
私にとって彼女は、世間から見たら「親友」で。
本当のところ彼女は、世間の言葉で言ったら私の「恋人」
意外と人は自分の認識を疑わないから。
町中で手を繋いだって、教室で彼女にもたれかかっていても
なんら不審がられることはない。
(それどころか男女カップルよりも迷惑がられない)
二人とも「女の子」なのが幸いなのかもしれない。
同性だから世間から迫害される、なんて事態はまだ経験していない。
それでもまだ、考える。
私が男だったら、そうしたら。
意味なんてない「もし」
だけど考えずにはいられない仮定。
例えば私が男だったら。
私が男に生まれていても、きっと春花をすきになるだろう。
だって春花の肌は白くて綺麗だし、笑顔は名前どおり春のようで可愛いいし
女の子らしく髪を巻いてて、ピンクのリップだってすごく似合ってる。
制服のチェックのプリーツスカートだって似合ってるし、
遊びに行くときの私服もかわいらしい花柄とか、ふわふわしたスカートに華奢なパンプス。
春花は本当に女の子らしい。
だから、きっと。
私が男だったとしても、絶対春花を好きになる。
じゃぁ、春花が男だったら?
そんな事考えられもしないけど、もしそうだったら。
そうしたら、男っぽい男になるのかな・・・
それとも今の春花に似た、綺麗な男になるのかな・・・
あ。でもさ、男になるってことは、
「ねぇ、春花、あんたヒゲはえないの?」
「はァ?!はえるわけないじゃん、女なのに」
馬鹿なことを考えてる。
優の突然の不思議ちゃん発言に、あたしは即座に悟る。
優はまた馬鹿なことを考えている。
どっちかが男だったら、なんて。
そうだったら、「まとも」な組み合わせになるのに、なんて!
性別なんて好きになったら関係ない、なんて無責任な事
言えないし言わないし言うつもりもない。
だけど、
『あたしは優が好き。そのままの優が好き』
って、何度も何度も何度もっ、言ったのにな・・・
どっちかが男だったら。
そんな仮定に意味なんてない。
そんな事は優も分かってると思う。
だって優は聡いから。
学校の成績が、とかじゃなく、頭がいいから。
きっと分かってる。
分かってるけど何度も繰り返しちゃうんだ。
「まともじゃない」そんな関係。
「まともじゃない」こんな気持ちは。
だから優はまともにしたいんだ、きっと。
でも優、よく考えてよ。
どっちかが男になったら、そうしたら。
男になるのがあたしでもあんたでも。
制服のプリーツスカートは履けなくなるし
レディースデーに一緒に映画を見られない。
同じ時間の電車では通学できなくなるし
(優を女性専用車両以外に乗せる気はないもんね)
一人でケーキを食べに行きづらくなる。
買い物だって絶対男になったほうが飽きるに決まってる。
どっちも女の子の方が絶対楽しいよ、優。
優があたしのことを異様に「かわいくて女らしい」って見てるのは知ってるけど、
あたしは優のほうが可愛いと思うよ。
がんばって「女の子らしく」しようとする優はとてもかわいい。
だからあたしは二人とも女でよかったって思うよ。
ねぇ、優だって同じでしょ?
男だったら、なんてそんな意味のないこと考えるのはやめて、
週末どこにデート行くかとか考えたらいいのに。
あたしはそう思いながら、あたしの答えにまた悩み始めた優に問い返す。
「じゃぁさ、そーいう優はヒゲ生えたりするわけ?」
少し不審がった顔であたしのほうを見て、
「なにそれ。はえるわけないでしょ」
優は馬鹿にしたように笑って返す。
ほら、その笑顔が可愛いって思う気持ちに、
相手の性別も自分の性別だってカンケーない、って思わない?
異様に長くなった気がする・・・
そんな感じで春花×優×春花。
制服のスカートに執着があるのはまた別の話ー(書けるのか!?
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