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終わりました。
無事に。
終わってしまった、の方が感情的には正しいです。
舞踊部での私の初舞台。
同時に三回の先輩にとって現役最後の公演。
四月に入部して、
右も左もおぼつかないままに七夕公演をして
先輩達に手を引っ張られて、
励まされて
同回の子達に勇気をもらって
舞台に立って
開演の音楽が鳴って
緞帳を上げる機械音。
はっと気付くと5場が終わってる。
どうしようもなく楽しくて、
怒った顔が作れなくて
ずっと、そうずっと
この時間が続けばいいのに、なんて思ってしまった。
来週の水曜日。
その日から舞踊部は10人になる。
14人の先輩が見守ってくれる中
何も知らないで楽しく踊っているだけだった。
それでは、通用しなくなる。
先輩達はいなくなるわけじゃない。
たぶん、変らず見守ってくれるけど。
今でも信じられない、もう終わってしまったのだと。
片付けもしたのに。
昨日は打ち上げで今までないくらい泣いた。
今まで関わってきたどの「先輩」を見送る時よりも
日本語が上手くなくて、言いたい事が全然いえなくて
それでもちゃんと聞いてくれて
恵まれている、と思う。
しあわせだった。
しあわせだ。いまももちろん。
もう二度と、この公演は戻ってこない。
失敗も笑顔も。
でも来年は
私のベストを見てもらいたい。
ダンスが好きだ、って胸を張って言えるようになって
そこから一年たった私を
先輩達にみてほしい。
そんな欲。
笑ってほしい、先輩に。
泣いて、泣いて
多分写真ではおそろしい顔になってるけど、
それだけこの公演は楽しかったし、
それだけ私は舞踊部が好き。
そんな証になればいい。
さみしい。
正直じゃない私でも
そう呟かずにはいられない。
さみしい。
先輩が好きです。
先輩たちが好きです。
今までの私では考えられない台詞を吐いています。
好きです。
これからも。
この感情だけは絶対揺らがない。
先輩達が好きで、
同回が好きで、
私は恵まれていて幸せで、
舞踊部が本当に大好き。
ありがとです。
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