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半フィクション。
『そんな風に、いつも振舞って、疲れないの?』
鼓動が一つ どくん と大きく鳴った
いつか 『どうして』と 問われると思っていた
わかっていた事だ
大丈夫 何とも無いさ ちゃんと 微笑える
「疲れ、ないよ・・・」
ねぇ だって 生きているのだから
疲れないはずが無いよ?
だけど 他の「自分」で 在るよりは
でも 「本当の」自分で 在るよりは
ずっと ずっと 疲れないよ。
ねぇ だって 「本当」は 探すだけでも大変なんだ
「本当」で 在るよりは
ずっとずっとずっとずっと ずっと 痛くなくて
ずぅっと 平気だよ。
だって 僕は ずっと 其れで在ったから
気付いた時には もう既に 其れであったから
家でも 外でも 何処へ行っても 何処へ逃げても
ずっと ずぅっと 其れを望まれていたから
痛みなんて とうに慣れてしまって
痛くないよ 疲れないよ
・・・。
僕は 其れで在るために
また 言葉を たくさん飲み込んで
「疲れないよ」 と 笑う
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