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手がうまく描けるようになったら。
うっすら手フェチな百合漫画(←)が描きたい
そんな死亡フラグの書式にのっとった願望。
以下構想(妄想)
うっすら手フェチな百合漫画(←)が描きたい
そんな死亡フラグの書式にのっとった願望。
以下構想(妄想)
彼女の、紙を切る手が好きだ。
刃の小さな 茶色いアンティークのような鋏で
紙を切る 彼女の横顔が好きだ。
白くて きっと柔らかいであろうその女の子らしい手に
あえて 鋏 と漢字表記したくなる
茶色い金属の鋏はよく似合う。
名前を呼んで 振り向かせたい気持ちと
このままずっと 横顔を眺めていたい気持ちが
ぐるぐると うずまいている。
しゃくしゃく と 紙を切る彼女の横
だらしなく椅子に座る私
綺麗に拭われた黒板
遠くで 運動部の掛け声が響いて
だんだんと 赤くなる教室に 二人。
ふたり だけ。
しゃくしゃく と リズムよく鋏の音。
私は 紙を切る音で催眠術をかけられたように
彼女の横顔を眺めている
もうすぐ 彼女は紙を切り終わってしまう。
ハサミを忘れたふりをした 私の分まで
紙を切り終わったら 作業はおしまい。
鋏の催眠術は解けて 私のこの動悸も
きっと きっと おさまる。
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